モンスターペアレントにはどのような特徴があるのか

最終更新日 2024年4月30日 by frozens

近年では新聞やテレビなどのメディアでは、モンスターペアレントという言葉が多く取り上げられるようになりました。
学校や幼稚園、子供の習い事などといった様々な教育に関わる現場で、様々な問題を引き起こしていて、このような現場で働く場合にはもちろんのこと、たとい一般の人達であっても、出来る限り関わりたくないと思うものです。

モンスターペアレントとは

実際にモンスターペアレントとはどのような人物なのかと言うと、学校や幼稚園などの教育機関において、無理な要求を何度も繰り返す保護者のことを指しています。
これが世間一般的な認識になっているかもしれませんが、このようなすべての人が当てはまるわけではありません。
直接学校にクレームを入れるのはもちろんのこと、学校よりも権限が強いと言われている教育委員会や自治体などにまでクレームを入れるようになったり、インターネットなどで学校の悪口を拡散するなどのケースも見られます。
経済的な余裕があるのにも関わらず給食費を払わないなどのような、非常識で自己中心的な人物もこれに該当するでしょう。
つまり定義を考えてみると、非常識で理不尽な要求や、苦情や文句などを学校や幼稚園などの教育機関に突きつける親と言えばわかりやすいです。
これらを正しく把握しておかなければ、実は関係ない人たちに避難することもあるため十分な注意が必要です。

モンスターペアレントの特徴

それでは実際にモンスターペアレントにはどのような特徴があるのかを把握しておきましょう。

子供を溺愛している

まず最初にあげられることとして、子供を溺愛していることが挙げられます。
子供が悪いことをした場合には、一般的な保護者の場合には、自分の子供が悪いことをしたのではないかと思うはずですが、モンスターペアレントの場合には、うちの子にかぎってそのような事がするはずがないと、子供がした過ちを認めることができないのです。
子供のことを溺愛し過ぎてしまっていることから、冷静な判断ができなくなっているということです。
このような特徴を持っていれば、かなり高い確率でモンスターペアレントになる可能性が考えられます。

友達付き合いが苦手

そして二つ目の特徴としては、友達付き合いが苦手である点が挙げられます。
子供の行事で学校へ行ったとしても、他の親となかなかコミュニケーションを取ることができないため、学校の様子や情報を把握することができないのです。
学校のことを全て子供から聞くことしかできないとね、それが本当に正しい情報なのかがわからず不安になってしまい、すぐに学校に苦情をいうようになってしまうということです。

自分は良い親に間違いないと思い込んでいる

そして三つめにあげられることは、自分は良い親に間違いないと思い込んでいる場合です。
子供に万が一のことが学校で起きた場合には、保護者の場合にはやはり少しでも学校で楽しく学校生活が送れるようにと、何とかしてあげたいと思うことでしょう。
しかしモンスターペアレントの場合には、このような気持ちはどんどんエスカレートしてしまいます。
エスカレートするとどうなるかと言うと、自己中心的な要求をするということです。

自分は常に正しいと思っている親

そして自分は常に正しいと思っている親も一つの特徴と言えます。
我が強く自分の間違いを認めることができない場合には、学校に対しても自分が考えていることや意見を押し付けがちになります。
どんな人間にでも間違えることはもちろんありますが、このように自分が間違っていることに気づくことができない点が一つの特徴と言えます。

すぐに責任転嫁する

またすぐに責任転嫁することも一つの特徴と言えるでしょう。
学校で子供に何かしらの事が起きた場合には、その責任を東電全て学校や先生のせいにして、自分は何も関係ないと逃げてしまうのです。
子供が何かしらの問題行動を起こすということは、学校での出来事が全て原因になっているとは限りません。

まとめ

このような特徴があるので、自分の周りにいないかどうかを、そして自分が当てはまらないかどうかを注意深く観察してみましょう。

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