総合コンサルティングの業務範囲は意外と狭いことが特徴

最終更新日 2024年4月30日 by frozens

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「総合コンサルティングに依頼するメリットは?」
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総合コンサルティングと聞くと企業の様々な課題を全面的に解決すると言う印象を持つことが多く、そのため様々な方面から課題解決にアプローチし、効果的な対策を立案することができるものと考えていることが少なくありません。
一般的に企業の経営課題を解決するサポートを行うものであり、これを行うためには総合的な知識が必要であると言われることも多いものです。
しかし実際にはその業務範囲は意外と狭く、複雑な課題に対しては個別に専門のコンサルティング会社に依頼しないと解決をしないと言うことも少なくありません。

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総合コンサルティングは経営層向けのビジネス

総合コンサルティングはコンサルティング業務全般を請け負っていると言うイメージがありますが、実際には企業トップから会社に対する様々な改善点を洗い出し、これを改善することを目的に依頼されるケースが多くなっています。
あくまでも経営層向けのビジネスであるため、実際には細かな技術面ではあまりサポートを行わないと言うのが一般的です。
経営課題を解決するために様々な部門の問題点を抽出することが可能ですが、これを解決するための方法の提案までは行わないことが多くなっています。
そのためすべての問題を解決することができると考えて依頼をすると、様々なトラブルを招いてしまうことになるので注意が必要です。
企業の経営には様々な課題が存在していることも多いのですが、これらは全て経営の指示だけで解決をすることができるものばかりではありません。
高度な技術を必要としたり、もしくは膨大な資金を必要とすることもあります。
技術面や資金面の問題の解決は、専門的な知識を持つコンサルティング会社でないとそれぞれの企業に対しての最適な解決策を見いだすことができないことが多く、これらの課題を具体的に抽出した後で解決方法を専門的な会社に求めることが非常に良い方法となっています。
そのため、総合コンサルティング会社はこれらの解決課題を抽出すると言う作業を行うのみにとどまっていることから、実際には業務範囲が限定されると言うことになります。

総合コンサルティング会社に仕事を依頼するメリット

ただし総合コンサルティングに依頼をしないと具体的な問題の抽出を行うことができないケースは非常に多いため、この点で経営層が頼りにするのがこのようなコンサルティング会社となっているのが実態です。
社内には多くの技術者や金銭面に詳しい社員などが存在していますが、実際にはあくまでも内部の人間であるため自らが行っている作業を客観的に分析する事は非常に難しいものです。
特に大きな課題が抽出され、その解決に膨大な労力を費やさなければならないと言う場合には、自分自身の仕事の分量との兼ね合いでこの対応を正確に行うことができなくなってしまう場合も少なくありません。
またその分析を行う担当がシステム開発者の場合には、自らの作り上げたシステムに対して自ら疑いを持つと言う形になるため、心理的にもこれは非常に難しいものとなっています。
これらを適切に分析するためには客観的な視点を持った外部の人間を入れることが良い方法となりますが、このような形では社内の人間が反感を持ってしまうと言うことも十分に考えられるため、作業がスムーズに進まないと言う状況を招くことにもなりかねません。

総合コンサルティングの具体的な解決方法

総合コンサルティングは経営者に代わって様々な分野の問題点を総合的に抽出し、また概念的にこの問題点の是正を行うことを指摘することが特徴となっています。
具体的な解決方法はそれぞれの担当部署の判断に委ねられると言うことが多く、しかしその時点で達成目標が設定されるため、その目標に到達することが重要なポイントとなります。
これを実現するためにそれぞれの部署で様々な改善を行い、また必要に応じて技術コンサルタントを依頼することで客観的な分析を求めたり、あるいは自らで目標に合わせて是正するなど様々な対処が考えられるものです。
これを実行することによってそれぞれの部署で独自に解決方法を導くことができ、スムーズに業務の効率を上げることができるのもポイントとなっています。
総合コンサルティングは狭い範囲で全体の業務の分析を行うと言うことから、具体的な解決策が出ないのでは意味がないと感じる経営者も少なくありません。
しかし個別の様々なところにまで詳細な分析を行う事は経営トップからすると無意味なものとなる場合も多いものです。
経営トップはそれぞれの部署の細かな事情までは十分に理解できないことが多いため、全体方針を打ち出すことが非常に重要な役割となっているためです。

まとめ

この目的を達成するために重要なパートナーとなるためには、全体像を把握することができるコンサルタントが非常に有効です。
経営課題と現場での様々な課題はそれぞれ異なるため、その解決方法も柔軟性を持つことが大切になります。
コンサルティングの内容を十分に把握した上でそれぞれの適切な会社を見つけることが、業務の効率化を効果的に行う上で非常に重要な要素となっています。

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